睡眠状態誤認
不眠症の種類~睡眠状態誤認
不眠症の種類として睡眠状態誤認というものがあります。睡眠状態誤認とは睡眠状態がきちんと続いているのに、自分は睡眠が十分ではないと訴える症状のことを言います。
睡眠に対する「こだわり」が問題となる場合が多いのが特徴です。
不眠を訴える方に睡眠ポリグラフ検査を行い、客観的に十分な睡眠が取れているとデータが出ているにもかかわらず、患者本人の感覚ではよく眠れていないと思ってしまうことをいいます。
この睡眠状態誤認は睡眠に対する1つの考え方のとらわれに起因している場合が多く、たとえば自分は時間寝ないといけないと思い込んでいる人にとっては、データ上でいくら十分に取っていると出ても睡眠に関して不満が出てきてしまいます。
眠りに対する主観的評価と客観的評価にずれが生じてしまうわけですね。
睡眠状態誤認の人は寝ていても十分眠れていないと感じるわけですから、いくら客観的に睡眠が十分だと判断されていても当人は精神面でも身体面でも大きな負担があるのは事実です。
睡眠状態誤認の治療には考え方の違いを治す必要があるので、睡眠薬のような薬物療法よりも、睡眠に対する考え方を変える認知療法を行います。
そして認知療法によって睡眠についての正しい理解をしてもらうようにします。
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