不眠症の原因、症状、対策、治療法など徹底解説します





不眠症の種類

不眠症の種類~総論

10r.jpg不眠症にはさまざまな種類があります。

なぜなら不眠の原因は様々であり、それにより不眠症の種類が異なってくるからです。

不眠症の種類についての理解を深める事は非常に大切なことです。

これから数回に分けて不眠症の種類について説明を加えていきます。

自分がどの種類の不眠症に該当するか、参考にして下さい。

不眠症の種類~精神生理性不眠症

11r.jpg不眠症の種類の一つである精神生理性不眠症について説明します。

精神生理性不眠症とは過去に睡眠に関してのトラウマや失敗体験などによって、眠ること自体に緊張のために眠れなくなる不眠症状のことをいいます。

一般的に神経質な性格の人がなる傾向が強いです。


この精神生理性不眠症は睡眠薬による治療と生活指導によりが改善されますが、自分でも起きる時間をいつも同じにしたり、適度に運動したりして生活改善をするようによって治す事が可能です

そして心療内科や精神科にいくと睡眠時間制限法などの生活指導を勧められる場合があります。

睡眠時間制限法とは一日の睡眠時間を制限することによって、不眠に対する過度な意識を減少させる治療法をいいます。

例えば、眠くなるまで布団に入らないということが考えられます。精神生理性不眠症の人は早寝早起きを重視している場合が多く、眠くなくても布団に入っている場合もあります。ところが、布団に入っていながら眠れない状態になると不安になってしまいます。

そこで眠くなるまで布団に入らないことで、すぐに眠れるという実感を持たせる治療法が採用されるのです。

不眠症の種類~睡眠状態誤認

1x.jpg不眠症の種類として睡眠状態誤認というものがあります。

睡眠状態誤認とは睡眠状態がきちんと続いているのに、自分は睡眠が十分ではないと訴える症状のことを言います。

睡眠に対する「こだわり」が問題となる場合が多いのが特徴です。

不眠を訴える方に睡眠ポリグラフ検査を行い、客観的に十分な睡眠が取れているとデータが出ているにもかかわらず、患者本人の感覚ではよく眠れていないと思ってしまうことをいいます。

この睡眠状態誤認は睡眠に対する1つの考え方のとらわれに起因している場合が多く、たとえば自分は時間寝ないといけないと思い込んでいる人にとっては、データ上でいくら十分に取っていると出ても睡眠に関して不満が出てきてしまいます。

眠りに対する主観的評価と客観的評価にずれが生じてしまうわけですね。

睡眠状態誤認の人は寝ていても十分眠れていないと感じるわけですから、いくら客観的に睡眠が十分だと判断されていても当人は精神面でも身体面でも大きな負担があるのは事実です。

睡眠状態誤認の治療には考え方の違いを治す必要があるので、睡眠薬のような薬物療法よりも、睡眠に対する考え方を変える認知療法を行います。

そして認知療法によって睡眠についての正しい理解をしてもらうようにします。

不眠症の種類~特発性不眠症

2x.JPG不眠症の種類の一つである特発性不眠症について説明します。

特発性不眠症は不眠症の種類でも極めて稀なケースです。

典型的には生まれたときからはじまり、生涯にわたって継続する、極めて稀な不眠症です

つまり生まれたときより慢性的な不眠と覚醒時の機能低下が出現し持続します。

発症の原因については統一された見解はありませんが睡眠と覚醒を司る脳の神経に異常があるためではないかという見解が有力です。

軽症では心理的機能は比較的保たれ問題が顕在化することはありません。

しかし重症例では慢性的な睡眠障害(十分眠ることができない)による社会的不適応から、抑うつ気分・意欲低下・集中困難・易疲労感・頭重感などが認められます。

睡眠導入薬に対して抵抗性を示すことが多く、統一された治療法がないのが現状です。

不眠症の種類~薬原性不眠

3x.jpg薬原性不眠とは日常生活で服用している薬が原因で不眠が引き起こされる場合のことをいいます。

抗結核薬のイソニアジド、降圧薬のレセルピンやメチルドパ、抗パーキンソン病薬のレボドバ、プロプラノノールなどのベータ遮断薬、インターフェロンなどが薬原性不眠になる原因の薬として良く知られています。

しかし上記に述べた種類の薬だけが薬原性不眠の原因となるわけではありません。

従って、普段から服用している薬についての副作用などの知識をしっかりと把握するように心がけるようにしなければなりません。

不眠症の種類~反跳性不眠

4x.gif反跳性不眠について説明したいと思います。

睡眠薬を常用している人が、急に睡眠薬の服用を中止すると、睡眠薬を使用する前よりも強い不眠状態が出現することがあります。

このような不眠を反跳性不眠といいます。

反跳性不眠は、短時間作用型の短い睡眠薬になるにつれ起こりやすいといわれています。

このような反跳性不眠の可能性を考えると自己判断で急に服用することを止めるなどしないようにしましょう。

必ず医者の指導の下、睡眠薬の服用をコントロールしましょう。

睡眠薬を常用している人が睡眠薬を止める方法として、服用量を徐々に減らしていく漸減法と服用する間隔を開けていって回数を減らしていく隔日法があります。

一般的には、最初は漸減法で睡眠薬の服用量を減らしてから、隔日法で睡眠薬服用の回数を減らして行く方法がとられます。

大切な知識なのでしっかりと覚えておきましょう。






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